ニルヴァーナ

再び、kaz氏の依頼によって作詞。お釈迦様の生涯を圧縮してあります。

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kaz作曲
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kaz氏による究極形
ニルヴァーナ 極相.mp3
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常住の御仏は

春は花と妙華を開かせ

その真理を語りたもう

 

遠き天竺の地

賢王が治める山麓の小国に

聖后の右脇より輝ける白象

光明と共に玉のような赤子

生まれてすぐに四方を歩み

天を指し示して、こう宣うた

 

天が上、天が下、我こそ最も尊い者となり

世に満つる諸々の苦しみを除くものなり

 

すべての生きとし生けるものは

みな等しく尊い存在ということだ

それゆえに大声で叫んだ

 

王城で文武の道を修めて

あらゆるものを与えられ

何不自由なく健やかに育った

 

だがあるとき畑の虫を小鳥が啄むのを見て

心を痛めて世の非情を憂う

そうして苦悩を深めていく

 

東門より出ると老いに苦しむ人

南門より出ると病に苦しむ人

西門より出るとすでに動かぬ屍

北門より出ると厳かに歩む僧

 

己を痛める苦行の道に入り

粗末な衣を纏い

草の上に伏して眠りにつく

食を断ち足を組んで黙想した

 

手足は枯れ草のように萎み

肋骨は縄のように顕となった

涼やかな両眼は落ち窪み

背と腹の見分けがつかない

 

極限の苦行をもってしても

悟りを得ることはできない

琴の弦は張りすぎても切れて

緩すぎても音が出ない

 

そのように人の心も

激しければ損なわれ

怠れば悟りから遠ざかる

 

こうして調和する中道を知った

 

菩提樹のもとで

我、さとりを全うするまで、この座を立たじ

と決意して思惟を重ねた

 

自らの内なる無明と

智慧の剣をもって闘う

戦場の勇士が突撃するように

 

時が経ち、暁の明星が煌めくころ

空には五色の彩雲がたなびき

菩提樹は宝石のように輝く

座は蓮華のように咲き誇った

彼はついに悟りを開いたのだ

 

色不異空 空不異色

色即是空 空即是色

是故空中無色 無受想行識

無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法

 

我々を成り立たせる要素は

有でもなく無でもない

空であるということだ

 

虚心坦懐、無念無想の法悦

我が心中は明鏡止水の境地を得る

やがて煩悩の炎は消え去り

執著と迷妄から解き放たれる

 

覚者が老いて死が迫ったとき

最後の言葉を告げた

一切のものすべて生ずるものは必ず滅し

寿命、無量というも必ず終わりあり

盛んなるものにも必ず衰えあり

会うものにも必ず別離あり

 

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず 唯、春の夜の夢のごとし

猛きものもついにはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ

 

彼の教えは時空を超えて

迷える人々の心に届いていた

あたかも遥かな星の光のように

 

燈火は念念に滅するといえども

光明ありて暗冥を除き破る

道を修める者もまたかくの如し

 

釈迦よ、我が師よ、我が友よ

暗中模索、五里霧中の最中

闇の中に導きの光を灯し

我らの苦しみを浄化する者

願わくは御許へ迎えたまえ