歌声に目を覚まして
青い鳥のもとへいつも降りていった
嬉しさのあまり羽ばたく
朝日に抱かれて
山を仰げばさえずりが聴こえてきて
ただ今は束の間の幸せだと
空につぶやいた
巡る巡る見守られた時間の中で わたしは今 Le bonheur
愛しすぎた君が あの門の向こうでそっと歌っている
祈りは必ず届く 五色の風に乗せて
淋しい夜を繰り返して
幸福な王子に声が聴こえてきた
助けを求める一羽の雛
見捨てはしない
蝶よ花よと健やかに育てようとして
小さな体はもう動かない
神に祈りを捧げた
独りきりの悲しみはそこに行けば消える
わたしに救いはある
巡る巡る見守られた時間の中で わたしは今 Le bonheur
愛しすぎた君が あの門の向こうでそっと歌っている Le bonheur
深く深く刻まれている忘れない夢の中で わたしは今 Le bonheur
愛しすぎた貴方が 天の門の向こうでそっと翼を広げている
祈りは必ず届く 五色の風に乗せて
愛鳥や 翼を広げ まごころで 我慕う声 再び聴こゆ