不死鳥・五烏
以前、伊保庄賀茂神社の宮司様に小烏神社の古文書をいただき、それを管理人が拙訳したものです。現代語と方言でも訳しました。内容としましては、小烏の神様と厳島の女神様が、この伊保庄に舞い降りてしばらくご滞在になったけれども、小烏の神様が御病にかかられ、ご遺言として私たちを守る守護神となるというご誓願を立てられてお亡くなりになったということです。神仏習合の神話であり、神道・仏教(特に密教)・陰陽道が混淆した内容となっております。
方言は日々地道に家族や地元の人々が話している言葉をメモを取り、故人の郷土史家による伊保庄弁の研究書にも当たって、精度は高いと思われます。自分も伊保庄弁に誇りを持って使っております。原典の古文書も一字一句正確に入力しました。どうぞご覧ください。
神の御誓願
我魂ハ中有ニ留リ、命根長養ノ守護神トナルベシ。我姿青黄赤白黒ト五ツノ色ヲ現ス事、五知ノ如来、五行、五臓ヲ守ル表相ナリ。人間ハ勿論、畜類ニ至ル迄デ、一切諸病ヲ除キ、五臓安寧ノ守護神トナルベシ。